ピンチプロテクション
パワーウインドやその他の可動部分によるケガを防止するため、お車にはピンチプロテクションシステムが搭載されています。 また、可動部分や開閉部分に挟まれる危険性を低減するため、乗員は適切な使用方法を心がける必要があります。
ウインドの上昇中に動作が妨げられると、ウインドはいったん停止してから少し下降し、動作の妨げになっているものを取り除けるようにします。
注意
ウインドの操作中はつねに安全上の問題がないことを確認してください。 車両の可動部分は、物の損傷だけでなくお子様や乗員のケガの原因にもなるおそれがあります。
- 操作するウインドがはっきり見えることを確認してください。
- お子様にウインドのコントロールボタンを操作させないでください。
- 絶対に車内にお子様だけを放置しないでください。
- 車両の電気系統が完全に切断されている場合でも、絶対に体の一部や物を開いているウインドから出さないでください。
ウインドのオートクローズを使用中に氷などの障害物で動作が停止した場合、コントロールスイッチを引き続けることでウインドの上昇を試みることができます。 ただし、ウインドの上昇を試みる前に、かならず最初に障害物を取り除いて、動作の妨げになる物がないことを確認してください。
ピンチプロテクションに問題がある場合、ウインドをリセットすることにより問題の解決を試みることができます。
注意
車両がウインドの現在位置を正しく認識できないと、パワーウインドピンチプロテクションが正常に作動しないことがあります。 ウインドをリセットすると、ウインドの位置が再較正されます。 以下の場合は、かならずウインドをリセットしてウインドの位置が正しく較正されるようにしてください。
- 車両の電源が失われた場合(12Vバッテリーを切り離した場合など)。
- オートウインド機能が正常に作動しない場合。
これによりオートウインドの動作が回復し、ピンチプロテクション機能が再度有効になります。